GM日記「ストライク!の本当の意味〜どれだけ振ったのか、何を目指して振ったのか」
育成世代の中で、選手の登板間隔と同じくマネジメントの大きな要素の一つがトータルの打席数と考えています。
どの年代で、その選手は何打席立っているか…選手が育つための経験値がしっかり積み重なるように、どの選手にも可能な限りチャンスを提供したいと考えています。
その観点はリバティーズに限らず、試合を多く設定しているチームも持っているものであり、何も特別な理念とは言えないかもしれません。
しかし、本当の意味で打席に立った選手に自由にスイングできるシチュエーションを提供しているか…その中身を見とっていく必要はあります。
選手に、待てのサインを出していますか?
あるいは、出されたことはありますか?
創設3年目になりますが、リバティーズで待てのサインが出たことは一度もありません。
もちろん、選手が盗塁サポートのためにヒッティングを避けることはあります。
しかし、ベンチの指示で待球作戦をとるような、待てのサインを出すことはただの一度もありませんでした。
待てのサインをかけてしまうと、いくら打席に多く立ったとしても、選手が自分で判断できるシチュエーションを提供していないことになります。
打ちたい球が来た時に、自分で判断することを許される。
その結果を自分で受け止める責任を負う。
スイングする自由を得ているのだから、その結果は全て自分のもの。
審判がコールするストライク!は、打て!という意味なのです。
だから、ベースボールは、来た球は打つ前提からスタートするスポーツなのです。
あなたは今、野球を始めてどれくらいたちましたか?
あなたが始めようとする野球は、スイングする自由を提供してくれますか?
ベンチの待てのサインで、試合に勝つことはあるかもしれません。
待つという判断を学ぶことができるかもしれません。
その価値を否定はしません。
けれど、リバティーズはその価値は後回しにします。
選手が、どれだけ振ったか。
何を目指して振ったのか。
その結果を選手と共に指導者は受け止めていきます。
そんな環境を作っています。
だから、試合の結果はすべて指導者の責任です。
選手は、プレーの自由とその結果を受け止めればよいのです。
さあ、ポニーもジュニアもキッズも野球を思い切り楽しもう!
上達のための厳しさと勇気を、己で己に課していこう。
libertyとは勝ち取った自由。
あなたの行き先はあなたが掴み取っていく、そのための環境。
ポニーもジュニアもお膳立てされた体験会はありません。
いつでも通常の練習にご参加ください。
あなたの意思でチームにアプローチしてください。
お問い合わせはcontactからお気軽に。
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