監督日記「自分ごととしてとらえる〜適度な自己同一化を」
今のリバティーズ最大の課題は声かけとチームワークです。
これは仲間割れしているとかワガママだとかという意味ではありません。
自分ごととして捉えられる範囲を広げていくことの課題であり、準備片付けや日常の生活から一言の声かけや思いやりのできる感性を高めることの課題です。
野球は9人の選手がダイヤモンドを分担して守り、順番にバッティングをして点を取ったり取られたりするゲームです。
当然、個人のパフォーマンスレベルに勝敗が左右されることも多く、個々のスキルアップと成長は必須です。
しかし、自分は自分…という意識ではいくら個人がうまくてもチームの総合力は高まるどころか低下してしまいます。
互いの声かけがなければ、三遊間のゴロをどちらが取るかが曖昧になります。
カットを呼んであげなければ正確に送球を繋ぐことはできません。
ベンチでボールボーイやランナーコーチを務めてくれる選手がいなければ試合は進みません。
自分の居場所、役割はどこであれ、そのチームの選手は同じ仲間。そして自分自身の身代わりでもあるのです。
自分がそのポジションにいるとどうするかを意識して声をかける。
自分ならこんな場面でどんな声をかけれてもらえれば気持ちが落ち着くかを考えて話しかける。
選手たちが、チームそのものに適度に自己同一化することが必要です。
けれど、そのための過剰な行事やイベントの乱発は行いません。
また、声を揃えてのランニングやベンチメンバーの応援歌の合唱も行いません。
あくまでプレーの中で、野球の中で、そしてチームとしての活動の中で、選手たちとチームとの適度な自己同一化を促し、自分ごととして捉えられる範囲を広げていくことが指導者の役割と感じています。
他の誰のものでもない、選手のためのチーム…それがリバティーズ。
だからこそ自分ごとになろう。
だからこそ健全に競争し高めあっていこう。
君たちの力が合わされば、きっとどこまでもすごいチームになれる。
そして、チームに参加してくれる新たな仲間も募集しています。
リバティーズには体験会はありません。いつもの練習に、いつでもお越しください。
お問い合わせお申込みはcontactからお気軽に。
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