監督日記「初練習。限られたリソースは全て育成に。」

2022年、リバティーズの活動が始まりました。

選手は年末年始に取り組んだ自主トレの記録を提出、今年の個人目標を発表してから練習をスタートしました。

比較的、気温が暖かくなった土曜日はスローイング強化のトレーニングを行いました。

ドッヂボールやサッカーボールをメディスンボール代わりに使った全身のトレーニングや、ピッチングをイメージしたテイクバックの見直し、トップの高さの確認、踏み込み足が地面に接地した時の投球腕の角度…などパフォーマンス向上と怪我リスクの低下の両面から必要とされていることを選手に伝えていきました。

初詣もお餅つきもない初練習です。

チーム主催のクリスマス会もありませんでした。

なぜなら、リバティーズの持つリソースは限られているからです。

活動時間というリソース。

活動費という金銭的なリソース。

そして、当番や役員の強制を廃止しているゆえの人的なリソース。

全て限りあるものであり、それらのリソースは全て選手の育成に割いています。

だから、チームの練習時間を使って年中行事を行うことはしません。

代わりに必要なトレーニングや結束を高めるためのグループワークを行います。

活動費を使ってみんなで食べるための大量の食材を買うことはありません。

代わりにトレーニングに必要な器具の購入や専門家の指導に必要な経費とします。

保護者の皆さまにクリスマス会の準備やお餅つきの準備をお願いすることはありません。

時間があれば、選手の応援や練習のサポートのためにトスを上げていただければ嬉しいです。

それは決して野球だけしておけばいいという考え方ではなく、むしろ長時間練習を否定し、マルチスポーツを推奨し、家庭での時間を大切にする方針のリバティーズだからこそ。チームの持つ限られたリソースは全て選手育成のために費やしていくことが必然となるわけです。

全ては選手が育つため。

そして大きく、強く、賢く育った選手たちが躍動する時、チームとしての勝利の喜びも味わえることでしょう。

限られたリソースを有効につかい、持続可能なチーム運営のあり方を模索するリバティーズへ新しい選手の参加も大歓迎です。

1月からは年長さんのプレ登録もスタートいたします。

体験、見学、入会希望のお問い合わせはcontactからお気軽に。

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