監督日記「課題を数値化する意味。4.6秒を超えろ。」
リバティーズ、2022年2回目の練習も暖かい気温の中で取り組むことができました。
今日は以前から計画していたサッカーにチャレンジする日です。
マルチスポーツを推奨するリバティーズの方針に賛同してくださったサッカー経験者のお父さんを特別コーチに迎え、1時間ほどサッカーに取り組みました。
足運びの感覚やボールを操る感覚、インタラクティブなゲーム展開の中の咄嗟の判断力など野球と似ているところ、違うところを意識して楽しくプレーすることができました。
後半はスローイングトレーニングの2回目。野手としてランナーをアウトにするためのスローイングについて考えました。
学童の大会において、ランナーの一塁までの到達タイムは平均で4.6秒と言われています。
つまり、打者のインパクトの瞬間からおよそ4秒から5秒以内に一塁へボールを届けないとアウトにはできません。
今日はその数字を強く意識し、一人一人の送球タイムを計測してスローイングを行いました。
さらにタイムを短くするためには何が必要なのか。それは送球の速度なのか、捕球姿勢からの握り換えの速さなのか、送球の高さなのか、ステップの強さなのか。
一人一人の課題は違います。しかし、自分の能力の現在地と明確な数値目標を知ることで選手の意識は変わりました。
数字にこだわることは大切です。
しかし、他者との比較の数字…勝敗の結果としての数字よりも自己の能力を高めていくための一つの指標、目標として機能する数字をまずは掲げていきたい。
さあ、リバティーズの選手たち…ともに4.6秒を超えていこう。
一歩でも半歩でも、前に進む君たちのサポートをしていきたい。
さまざまな数値やデータを活用した合理的な指導を推奨するリバティーズは、新たな選手の可能性と出会えるのを待っています。
選手の今と未来の成長のため、共に野球を楽しみませんか?
入会や体験の問い合わせ、お申し込みはcontactからお気軽に。
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