監督日記「勝負と言えば許されると思うな〜全ての野次をなくしたい」

野球の試合から、全ての野次がなくなればいいと思っています。

「エラーあるよあるよ。」
「落とせ、落とせ。」
「びびってるよー。」
「ピッチャー、ストライク入らないよー。」
「バッター安パイ!」

耳障りで、失礼で、2度と選手たちに聞かせたくないと嫌悪します。

リバティーズには、このチームから野球を始めた選手はたくさんいます。けれど、相手選手への野次を自分から言い始めた選手は誰1人いません。

つい、「落とせ!」と口走ってしまう選手はいました。

即時、指導です。

野球の指導をするうえで不思議に思う事があります。

野球を始めた選手たちは、自分たちから相手選手の野次を言いはじめるんでしょうか?

ルールも何も知らないのに言うんでしょうか。

ひょっとして指導者が言わせてるんでしょうか?

それとも言えと言わないのに自分たちで考えて言い始めるのでしょうか?

であるなら、そのチームの風土を心配します。

仲間同士なのに、階層ができていませんか?

仲間同士の悪口はありませんか?

弱い子や成長の遅い子がいじめやいじりのターゲットになっていませんか?

勝負だから、何を言っても許されるわけではありません。

野球だから相手に汚い言葉を浴びせても許されるの思ったら大間違い。

一度、口に出した言葉は、終わった後に整列して、「あざーしたー!」では水に流せないのです。

プレーの中で、ゲームの中で凌ぎを削っている場面でこそ対戦相手へのリスペクトを忘れないマインドを育てるべきで、それを怠るチームが礼儀を語る資格はありません。

相手チームの好プレーに躊躇なく拍手を送れる選手を育てましょう。

自分のチーム、仲間のプレーを応援することに全力になれる選手を育てましょう。

意識のベクトルは自己に。
他者にはリスペクトを。

選手が健全に心身を成長させることのできるチームを目指して。リバティーズの挑戦は続きます。

野次を言わせない指導です。そんな野球をしたい、させたい選手や保護者の参加をお待ちしています。

チームへのお問い合わせはcontactからお気軽に。

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