監督日記「どうする?のサインと監督の責任〜育成特化ゆえの覚悟」

倉敷ジュニアリバティーズはトーナメント戦から距離を置き、リーグ戦に特化した完全育成主義のチームです。

さらにポニーリーグに所属する中学硬式野球チーム、倉敷ポニーリバティーズと連携して長期的視点での選手育成を目指しています。

多様な価値観と野球への取り組みを許容し、その中で選手たち自身が目標を持ち、考えて、判断し、工夫して、プレーする事を大切にします。


時折、プロ野球や高校野球で監督が「選手頼みの采配」と批判されるシーンを目にすることがあります。

試合に勝つための策を、選手一人一人のパフォーマンスに依存することなく、監督にチーム戦術として采配を仕掛けていく事を求めています。

野球というスポーツの中で戦術の持つ意味は大きく、監督のゲームビジョンは勝敗を分ける大きな要因だと思います。

では、リバティーズのゲームはどうか。

戦術はゼロではない。
けれど、多くの部分を選手の力と判断に委ねています。

そして、リバティーズには「どうする?」のサインがあります。
打者、走者にベンチから考えを問うサインです。

選手は一瞬の間に自分の意図と考えをまとめてリアクションしないといけません。
そこに思考が生まれます。

その答えは決して野球の戦術論ではセオリー通りと言えないかもしれない。
良い結果が得られない選択かもしれない。

けれど、ベンチがその選手に委ねた判断。

そして、その結果の責任は全て監督にあります。

選手育成に、考える力、工夫できる力は絶対に欠かせないもの。
試合という緊張感のある場面だからこそ、選手に考えること、工夫することの必要な場面を設定する。

そして、その結果の責任は全て監督がとる。
リバティーズの指導者は、選手たちの成長を待ち、結果を焦らない事が求められます。

それは育成特化のチームゆえに必要な覚悟です。


そんなリバティーズに参加するための条件はただ一つ。
チームの理念に賛同すること。
この育成特化のチームの方針に賛同すること。

どんなチームなのか、どんな選手が参加しているのか…いつでも体験、見学をお待ちしています。

お問い合わせはcontactからお気軽に。

倉敷リバティーズ公式サイト

令和3年に、岡山県倉敷市にて創立の多世代型野球クラブチームです。

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