監督日記「野球を選んだ宝物たち〜野球はいつまでNo. 1気取りか」

世界の中で野球はマイナースポーツです。

ネットによれば世界の推定競技人口はサッカー約2億6000万人に対し、野球は約3500万人。クリケットは約3億人と言われています。

その中で日本は紛れもなくトップクラスの競技レベルと野球人気を誇る国です。そんな日本でさえ、少子化の約8倍のスピードで競技人口は減少していると言われています。

野球というスポーツを取り巻く環境を今一度見直す時期であり、少年野球に携わる大人こそ手を携えて、沢山の子どもたちに野球というスポーツの素晴らしさ、楽しさを伝えていくことに努めていかなければならないと考えています。

だからこそ、リバティーズは既存のチームの価値観にそぐわない選手たちが野球に触れるための選択肢として存在する事を選びました。

これは現存のチームの価値観や枠組みを否定するものではなく、多様性の中で互いの価値観を尊重しあうための共存と考えています。

ただ、一つ言えるのは、野球がNo.1スポーツであり、子どもたちをふるいにかけ、ドロップアウトする選手が出たとしても、代わりの選手がいくらでもいるような時代ではないということです。

今の時代に野球を選んでくれた選手、野球を楽しんでくれる選手たちは、野球先進国の日本を担う大切な宝物です。
だからこそ、いつまでもこのスポーツを好きであってほしい。
このスポーツの魅力を楽しめる人間であってほしい。
ケガやバーンアウトで競技を離れてほしくない。

リバティーズの願いはそこにあります。

もはや、No. 1気取りで選手を野球からドロップアウトさせて平気でいて許される時代ではない。

苦しいときも楽しいときも、選手たちを尊重し共に育っていくことのできるチームでありたい。

今週末も見学、体験の選手を迎えます。
中学ポニーも着々と準備が進んでいます。

リバティーズに参加するための条件はただ一つ。チームの理念に賛同すること。

そんな選手、保護者の参加を待っています。
体験、見学のお問い合わせやお申込みはcontactからお気軽に。

倉敷リバティーズ公式サイト

令和3年に、岡山県倉敷市にて創立の多世代型野球クラブチームです。

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