監督日記「自由と意志の中で生まれる秩序」
本日、体験にお越しくださった方がリバティーズの様子を見て尋ねてくださったことがあります。
「なぜ、選手は自分たちで守備の順番を待って、きちんと効率よく練習できるんですか?大人が指示しなくても動けるんですか?」
ありがとうございます。素朴なそれでいて本質的な問いをいただき、改めて考えてみました。
その大きな理由の一つは、どの子も自分の番が来て欲しいと思っているということだと思います。
選手はもっともっとプレーしたい、もっと上手になっていきたいと願っています。だから自分の順番が来るのをきちんと待っているし、その子の番が来たらちゃんと教えてあげます。
そして、その根底には練習でどんなに失敗してもよい、どんどんチャレンジする姿勢を奨励するリバティーズの精神が影響しています。
ミスをしたら怒鳴られる、ミスを責められる環境では選手は挑戦できません。難しいゴロは体に当てて前に落とす事を選びます。しかし、リバティーズの選手たちは果敢に逆シングルや右足前捕球、スライディングキャッチに挑戦します。
もちろん、ミスは起こります。
けれど、ミスは成功のための材料。
ギリギリの打球を逆シングルで追いかけて、少し弾いた選手へ尋ねました。
「ひょっとしてそのまま滑り込んで、膝立ちで投げようとした?」
「ううん!僕はこう!(ジャンピングスローの動き)」
「そっちか!!その考え方も大いに良し!」
自由に自分の意志でプレーする選手たちが集まり、その中に秩序が生まれます。
リバティーズは地縁ではなく、理念で集ったチームです。
自由を勝ち取り、どこまでも野球を楽しむ選手たちが集ったチームの絆はさらに強固なものになっていこうとしています。
自由な意志と自然発生的な秩序の中で心から野球を楽しみたいあなたと出会いたい。
リバティーズはそんなあなたのためにこそあります。
見学体験のお問い合わせ、お申し込みはcontactから。
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