監督日記「エースがいること≠エースしかいないこと。投手育成を加速せよ。」

チームを勝利に導くエースの姿は見るものを引きつけます。

そして、同じチームの後輩たちの憧れとなり、好循環を生んでくれます。

不動のエース。とても気持ちの良いフレーズです。

しかし、エースがいることに胡座をかき、エースしかいないチームとなってはいけません。

リバティーズには、現在先発を任せられるローテーション投手は5人。
リリーバーとして投手デビューを目指している選手が3人。
そして、次世代の柱として長期的な視点で育成している選手が4名。
他にも虎視眈々とピッチング練習に声をかけられることを狙う選手が数多くいます。

まさに十人十色、さまざまな球質をした選手がそれぞれの持ち味を最大限生かしながら投手として成長しています。

リバティーズが投手育成を最重要課題とすることは、少年野球の抱える課題を解決しようとすることと無縁ではありません。

なぜ球数制限が必要なのか。

なぜピッチスマートが提言されているのか。

なぜリバティーズは山陽フロンティアリーグに加盟し、トーナメント戦から身を引いているのか。

それは、少年ピッチャーにつきまとう怪我のリスクから選手を守ること、一人でも多くの選手が活躍するチャンスを作ること、勝利至上主義を超えた少年野球チームのあり方を模索することとリンクします。

多くの投手が輝いてくれること、泥だらけになりながらも諦めないことは、リバティーズの指導者にとって、いつも決まった投手を起用して勝利することよりも何倍も誇らしく嬉しいことなのです。

さあ、2022年シーズンも投手育成を加速します。

目先の一戦必勝を超えた一年かけての勝負、山陽フロンティアリーグは5月クールに入ります。

リーグ戦を通じて多くの選手が輝いてほしい。
そして、新たな選手たちと共に輝きたい。

リバティーズに体験会はありません。
いつでも練習への参加をお待ちしています。
経験も未経験も男女もお住まいの学区も問いません。

必要なのはチームの理念に賛同くださることだけ。

お問い合わせお申し込みはcontactからお気軽に。

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